【資料保存研究会を開催しました】
7月30日(土)、法政大学 多摩キャンパスにて資料保存研究会を開催しました。
まず午前には、法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズの見学会を希望者で行いました。
資料のマスキングをするためのテープに興味津津。
資料庫まで見せていただき多摩キャンパスは遠かったけど実際にみることができて来てよかったという声が参加者から聞こえていました。
午後からは関東はもちろん大阪、福岡、熊本、水俣などから、15名が参加し研究会が開催されました。
この研究会は環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会との共催で行われているため
まず、法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズの清水善仁さんから研究会の進め方について
また、国立水俣病総合研究センター 蜂谷紀之さんから公害資料館向けの資料保存に関するアンケートのたたき台について提案がありました。
その後、さらに、蜂谷さんから
「水俣病情報センターの資料整備と活用への取り組み
‐公文書管理法の指定施設としての責務と運用の立場からー」と題して、報告がありました。
参加者からは
「現状と認識に大きなずれがあった。」
「まず課題を課題として認識して、共有することが必要」といった声もあり、
さまざまな立場の人が、会して議論することの重要性を改めて感じました。
(公害資料館ネットワーク事務局 白神)
〔開催案内〕
k-archives.ws.hosei.ac.jp/event_detail/201607/
公開日時 : 2016年08月01日 【研究会】