〔開催報告〕<フォーラムプレ企画>浜通り現地見学

2023年1月22日(日)に開催した
浜通り現地見学(https://kougai.info/news/1120)の開催報告です。
当日参加の福島大学の学生が作成してくれました。

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<浜通り現地見学>
●日時:2023年1月22日(日)8:50―15:30
案内:里見喜生さん(原子力災害考証館furusato館長)

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【見学先】
★常磐炭田ヘリテージ(産業遺産)
 解説:熊澤幹夫さん、いわきヘリテージ・ツーリズム協議会の皆さん
★とみおかアーカイブ・ミュージアム
 解説:門馬 健さん(とみおかアーカイブ・ミュージアム学芸員)
★東日本大震災・原子力災害伝承館
 解説:瀬戸真之さん(東日本大震災・原子力災害伝承館学芸員)
●参加者:38名
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二日目の浜通り現地見学では、初めにいわき市にある<みろく沢炭鉱資料館>を訪れ、当時の看板や道具、炭鉱を見学しました。

次に<内郷礦中央選炭工場跡>を訪れ、工場内にどんな施設があったか、周辺の地域はどのようであったかなどを伺いました。

富岡町に移動し、<とみおかアーカイブ・ミュージアム>を訪れ、東日本大震災で起きたことだけでなく、富岡町の歴史を学ぶことができました。

最後に双葉町にある<東日本大震災・原子力災害伝承館>を訪れ、地震や津波による被害を実際の資料展示から学ぶことができました。

 今回の現地見学では、実際に見て、触れることで、教科書では学ぶことができない多くの知識を得ることができました。
 私は栃木県出身で東日本大震災の被害は表面的なものしか知りませんでしたが、現地に残されていたホワイトボードや破損した家具などを見学することで当時の人々の状態や心情などを理解し、勉強することができました。また、学芸員さんの説明を聞くことでなぜその場所にその展示をしたのかを学び、普段聞くことのできない隠れたメッセージを聞くこともできました。口頭での説明だけでなく、写真や模型を用いて説明をしてくれるため専門的な知識がなくても深い所まで学ぶことができました。
 またこのような機会があれば参加したいと思います。

(石井悠斗 福島大学共生システム理工学類3年 環境計画研究室所属) 

公開日時 : 2023年01月31日 【

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