公害資料館ネットワークでは、これまで公害資料館連携フォーラムや研究会を積み重ねてきました。それらの活動の中から生まれた論文や書籍を紹介します。
●大原社会問題研究所雑誌 709号 2017年11月号
(PDFでダウンロード可)
特集にあたって 清水善仁
公害資料館ネットワークの意義と未来 林 美帆
歴史学の立場から見る公害資料館の意義と課題 小田康徳
公害経験の継承における課題と可能性 清水万由子
●環境と公害 2021年1月号(第50巻第3号)
〈特集①〉公害資料館の現代的意義と課題
公害経験継承の課題――多様な解釈を包むコミュニティとしての公害資料館 清水万由子
・公害資料館ネットワークにおける協働の力 林 美帆
・公害資料の収集と解釈における論点 清水善仁
・教育資源としての公害資料館――アウトリーチに胚胎する未来 安藤聡彦
・「困難な過去」から「地域の価値」へ――公害経験の継承をめぐって 除本理史
・倉敷市水島における環境学習のまちづくり――公害資料館づくりに向けて 藤原園子
・水俣病を語り継ぐ朗読活動 川尻剛士
●安藤聡彦・林美帆・丹野春香 編著『公害スタディーズ――悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』ころから、2021
●清水万由子・林美帆・除本理史 編著『公害の経験を未来につなぐ――教育・フォーラム・アーカイブズを通した公害資料館の挑戦』ナカニシヤ出版、2022
●藤川賢・友澤悠季 編『シリーズ 環境社会学講座 1 なぜ公害は続くのか――潜在・散在・長期化する被害』新泉社、2023
公開日時 : 2023年05月30日 【参考になる情報】